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貴方に出逢えて。

第6章 ✿人はその感情を✿



「えっと…。

そうでしたっけ?

あたし顔覚え悪くて…」

凛はすば抜けた記憶力を持っていたがどうしても、目の前にいる男子のことを思い出せなかった。

「ちょっと神津さんに助けてほしいんだ。

来てくれない?」

助けてほしいと言われたら断るわけにはいかない。

凛は男子生徒の後について歩いて行った。


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