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貴方に出逢えて。

第6章 ✿人はその感情を✿



そんな様子を見て何を思ったのか、森生は凛の頭を優しく撫でた。


ーーっ……

その刹那、凛は森生から一歩離れ何も言わずに走り出した。

走りながら凛は必死に涙を抑えていた。

好きという想いを自覚した途端に今まで気にもしなかったことが、気になる。

凛は森生の優しさに胸が苦しくなった。


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