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貴方に出逢えて。

第7章 ✿明日は明日の風が吹く✿



突然の少女の死という現実は、まだ若かった森生にとっては衝撃が大きすぎた。

ーーまさか、あれが最後になるなんて….…。

森生は紗良と過ごした日々を悶々と思い出し、やがて塞ぎ込むようになった。

森生の中には紗良との時間は最後の日から止まったままだった。




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