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貴方に出逢えて。

第10章 ✿溢れる想い✿



「残念ながら、神津が言ってることは嘘じゃないよ」

凛が振り向くよりも先に周りから歓声が上がる。

「あ、聖也くん」

今や、学生内では知らない人間はいないと謳われる聖也が姿を現わすと歓声が上がるのは毎度のことだ。

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