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貴方に出逢えて。

第10章 ✿溢れる想い✿



遠藤は髪型だけでなく、顔立ちも森生に似ていることにさっきまで一緒にいて気がついてしまった。

それからというものまともに遠藤の顔が見れなかった。

途中からは何を話していたのかも記臆が曖昧だった。

森生の事を思い出さないよう一層、きつく唇を噛み締めるが凛の努力は虚しく涙は止まらなかった。



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