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貴方に出逢えて。

第4章 ✿月影に照らされて✿



「だろ?

これが訳せないのは、おまえがきちんとカタチを取れてない証拠だ。

この文はカタチの取り方によってはいくらでも意味が取れるからな」

そう言って森生は腕時計をちらり見た。

「おねーちゃん、申し訳ないけどもう次の授業始まっちゃうから授業後にまた来い。

きちんとカタチが取れるようにしてやるよ」


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