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貴方に出逢えて。

第2章 ✿はじまりと出逢い✿




最初の一言以外は全く話さず黒板に3つの英文を黙々と書いていく。書き終わった後すぐに、授業が始まった。


「いいな、おまえら。英文を読む中で一番大切なのはカタチをきちんと取れるかどうかだからなー。ごちゃごちゃしたテクニックとかは一切使わなくてもこれさえ出来れば英文を読めるようになるからなー」


言ってることは的確だが、なかなか口の悪い教師、それが凛が抱いた森生への第一印象だった。



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