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雅紀「どうして、あんなこと言ったの？」

彼の声が震えてる…

和也「だ…って…」

彼の顔が見れない…

和也「気持ちがられるのは、俺だけでいいから…あなたまで巻き込みたくない…」

雅紀「和…」

彼がゆっくり俺を振り向かした。

雅紀「そんなこといいんだよ。俺は誰に嫌われたって、誰に気持ちがられたって、和が側にいてくれるだけでいい。和が俺のこと、好きでいてくれたらそれでいい。」

彼の言葉に俺は素直に嬉しかった。

何も心配しなくていいんだ…

雅紀「まあ、今回はみんなの前で言っちゃって色々あるかもしれないけどね？」

多分明日の雑誌の特集に載せられるかも…

和也「でも、いいや。あなたが側にいてくれるなら。怖くないよ。」

恥ずかしくなって俯いてると、

雅紀「和。」

俺の顎に優しく手を添えると、そのまま顔を上げて唇を重ねた…