コイビト
第2章 出会い
「あ、はい!はい!あの!よろしくお願いします!」
私はとても緊張してしまって、何を言ったのかよく覚えてない。
でも、そんな私を見てにっこりしてた貴司さんの笑顔は、今でもハッキリ覚えてる。
――優しそうな人...
「そんなに、緊張しなくても大丈夫だよ。笠天さん、おもしろいね」
それから私は、基本的なことは全部貴司さんに教えてもらった。
まだまだ他の従業員の人と仲良くはなれてないけど、貴司さんの近くにいると、自然に人が集まった。
だから私も、たくさんの人とよく話せるようになった。
「どう?そろそろ馴染めてきたかな?職場は」
「はるちゃん!」
私がこのお店で一番仲が良い、
佐藤晴夏ちゃん。
はるかだから、はるちゃん。
はるちゃんは、お客さんに対していつも笑顔だし、仕事も早いし丁寧だし、とっても尊敬できる先輩。
でも、歳は私と同じ。
だから親近感もわいて、すぐ仲良くなれた。
「そういえば幸、
今度遊ぼって言ってたじゃん?あれ、みんなでカラオケ行こうよ!私がメンバー集めとくからさ!」
「カラオケかぁ~!私カラオケ大好き!行こう行こう!」
「じゃあ、あとでLINEのグループ参加しておいてね」
「はぁい!」
みんなで遊べるなんて、楽しみ!
私はとても緊張してしまって、何を言ったのかよく覚えてない。
でも、そんな私を見てにっこりしてた貴司さんの笑顔は、今でもハッキリ覚えてる。
――優しそうな人...
「そんなに、緊張しなくても大丈夫だよ。笠天さん、おもしろいね」
それから私は、基本的なことは全部貴司さんに教えてもらった。
まだまだ他の従業員の人と仲良くはなれてないけど、貴司さんの近くにいると、自然に人が集まった。
だから私も、たくさんの人とよく話せるようになった。
「どう?そろそろ馴染めてきたかな?職場は」
「はるちゃん!」
私がこのお店で一番仲が良い、
佐藤晴夏ちゃん。
はるかだから、はるちゃん。
はるちゃんは、お客さんに対していつも笑顔だし、仕事も早いし丁寧だし、とっても尊敬できる先輩。
でも、歳は私と同じ。
だから親近感もわいて、すぐ仲良くなれた。
「そういえば幸、
今度遊ぼって言ってたじゃん?あれ、みんなでカラオケ行こうよ!私がメンバー集めとくからさ!」
「カラオケかぁ~!私カラオケ大好き!行こう行こう!」
「じゃあ、あとでLINEのグループ参加しておいてね」
「はぁい!」
みんなで遊べるなんて、楽しみ!