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短編

第1章 バイト


俺(七瀬優人)は今、何が起きたのかわからないがバイト先の先輩に押し倒されている。




ー 一週間前 ー

俺は別にバイトなんてどこでも良かった。
ただ、家の近くにコンビニがあって、そこで働くなら遅刻しなそう…と単なる思いつきで面接を受けた。

そしたらまんまと受かったよ。こんなもんで働けんのか(笑)とか思った

バイト初日…

「こいつが七瀬さんのお世話係ってゆーか、教えてくれる人。なんかあったらなんでも聞きな!」

「はい!宜しくお願いします!!」

「あぁ。俺、霧崎。めんどい事は押し付けんなよ〜」
と言ってその人は頭をポンポンした。

「ッ……!!?ちょ、やめてくださいよ〜」

と笑ってその手を避けたが
慣れないことに俺は、心臓をバクバクさせてた

(んだよこの人…!!!急にやんなよ…)
そう思ってたら、

「そんな嫌がんなって。急で悪かったな~」

え。ちょ、この人心ん中読んだ! !??
怖いなこの人…

「…」

「怖がんな~!!」
と大爆笑され、俺は何がなんだか…
やっていけんのかよ…ここで…
正直不安。でも優しい人ばっか。

とりあえず、霧崎隼斗。世話係な。
小野健人。霧崎さん教えてくれた人
安藤雅也。俺と一緒に入ってきた奴、タメだから今のところ一番話しやすいな

あとは店長の佐々木さんとなんか怖そうな花江ってゆう女の人。こんぐらい覚えればいいだろ

あっとゆう間に時間は過ぎ
初日の終わりは結構疲れた。気がする?
なんだかんだ覚えること多いんだもんなー…

帰りの支度をすませ、さっさと帰ろと思って外に出た時、

「おーい、おまえ連絡先交換しよーぜ。何かあったら言って、あと帰ったら連絡。おけ?話したい事あるし~んま、とりあお疲れ様~」

「はーい!お疲れ様でーす」

ペコッと頭を下げ俺は家に帰った

…霧崎さん。あの人めっちゃ便りになるな…と思う。
めんどいこと嫌い?なのに…
あの顔っつーか、雰囲気から出てるのがこう…言葉を柔らかくしてるってゆーか…

クリーム色の髪に白い肌、高身長
おまけに目が垂れてる。だいぶ。
少女漫画ならあの人王子役だろーな(笑)

…何言ってんだ俺。
寝間着に着替えベッドにダイブした

あ、連絡先交換したんだった…携帯みないと…あー、風呂…朝でいっか…とりあえず携帯……
と思ってたものの睡魔の誘惑に負け、俺眠りについた。
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