
欲望
第2章 拾われ子猫ちゃん愛を知る
「まだ、痛い?」
「んっちょっとまし・・・」
「動くよ?」
俺は、ほづを抱きしめゆっくり腰を動かす
「あぁっ・・・」
まだ痛いようでほづは、俺の背中につめを立てるようにして抱きついた
ゆっくりピストン運動をつづけるとほづの声が少しづつ変わってゆく
さっき指でしてあげたときのような快感の声に・・・
「あっあん・・・んんっ」
ほづは、ゆっくりなのがじれったくなったのか自分から腰を動かしてきた
「何?腰動かして・・・。やらしいね。もっと欲しいの?」
「あっ・・・もっとなの・・・もっとぉ」
「もう痛くないんだ?」
「痛くないのっ・・・あっ気持ちいっ」
俺は、激しく腰を動かす
同時にクリも刺激する
「あんっ気持ちいの・・・あっ雅貴さん好きっ好きぃ・・・」
ほづは、そう叫んで意識を失った
俺は、ぎりぎりで引き抜きほづのお腹の上に出した
「初めてなのに、ちょっと激しくしすぎちゃったかな・・・」
なんていいながらほづのお腹をきれいにして、俺も横に寝転がった
眠っているほづの耳にそっとささやく
「ほづ、俺の秘書になりなよ。それで、ずっと一緒にここで暮らそう?」
もちろん、寝ているほづからは、返事はない
朝起きてからこの話をしたら、ほづはどんな顔をするだろうか
さっきまでみたいにこくんとうなづいてくれるだろうか
俺は、ほづのおでこにちゅっとキスをして「おやすみ」とささやき、ほづを逃がさないようぎゅっと抱きしめて眠った
END
