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嵐しょーせつ。

第20章 辛い時でも。

家の方向確か雅紀と一緒なんだよな。

和「雅紀!」

雅「なに??」

和「帰る方向一緒だから、」

雅「そうだったね。笑」

和「あのさ。」

雅「………。聞いちゃったんだね。あのこと。」

和「うん。」

雅「へへっ。笑そっかぁー。」

なんで、笑っていられるのかな?

辛いでしょ。

俺は思わず抱きしめた。

雅「和?????」

和「……雅紀。辛いことがあれば俺に言えよ。な?泣きたいでしょ。俺の前では泣けよ。全部受け止めてやるから」

雅「え?」

和「泣けって。笑っていること辛くない?」

雅「和ー泣うぇーん。」

雅紀は泣いてくれた。

それを俺は抱きしめたまま、受け止めた。

和「辛かったな。雅紀。」

雅「ヒック。ヒック。」

和「辛い時でもそばにいるから。」

雅「ありがとー。」

俺はあいつのことずぅーっと守るって、誓った。


俺は一生こいつとずぅーっと一緒にいるよ。

END

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