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嵐しょーせつ。

第3章 あなたのおかげ


俺がジャニーズ事務所に入所して2ヶ月。


あー。今日もレッスンかよ。


めんどくさくて、行くのも嫌だった。


けど、そんな時俺は


まだその頃は知らなかった


あなたがかけがえのない友達になるとは。


和「あーめんどい。」

レッスンばっかり。

最近は先輩の後ろで踊らせてくれるよーになったけど、

全然興味なんてなかった。

部活代わりでやってるもんだから。

けど、

「おい!相葉!なんで、お前はいつもそこ間違えるんだ??」

雅「……。」

相葉?聞いたことねぇーな。

また新しく入った子かな?

けど、怒られてるのに黙ったままだ。

「お前はもう帰れ!」

雅「……。はい。」

帰るんかい。

俺はあいつが気になったから俺もレッスン抜けて、

あいつのところへ行った。

和「大丈夫?」

いきなり話しかけたから怖かったのか怯えてた。

和「大丈夫。俺二宮和也!お前は?」

雅「相葉雅紀。」

和「相葉くんか。よろしくね!中1だよ!」

雅「俺は中2。」

和「じゃー。俺の一個上なんだ!まぁいいや。レッスン戻ろ?」

雅「え。でもー。」

和「大丈夫。一緒に頑張ろ?」

あっ。なんでだろ?
柄もなく頑張ろなんて言っちゃったんだろ?

やっぱ相葉くんに出会ってからだ。

相葉くんとだと頑張れそう。興味もちそう。

こいつとならこの先ずっと歩けそう。

雅「うん!」

和「行こっか!」

俺は相葉くんと一緒にレッスンに戻った。

「おい。相葉やる気あるのか?」

雅「……はい。やらせてください!」

「よし。も一回ここやるよ。」

雅「はい!」

あっ。こいつ笑うんだ。

笑ってる方がいいな。

和「よし。俺も。」




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