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泣きじゃくてたもんで、目には涙。

だから視界が悪くて、誰なのかもわからない。

涙をふいて、顔を上げて、

人が来た方をみた。


そこには

雅「！？……や…だ。……こ……ない……で」


怯えてしまった。

なんでかというと

和「……ごめん！雅紀。俺どうかしてた。本当にごめん！」

智「相葉くん。おいらもどうかしてた。ごめん。」

雅「……」

和也と大野くんが謝ってきた。

和「雅紀？今更許してくれないと思うけど……」

和也が俺に近づいてきた。

怖すぎて、その場にしゃがんで、

雅「……怖いよぉ〜。なんで、今更謝ってきてんの？和也は俺のこと裏切ったものなんだよ？」

和「ごめん。裏切ったことは本当にごめん。」

和也は俺の目線に合わせて、しゃがみこんで、

俺と目を合わせた。

和「また……幼なじみに……戻りたい。」

雅「……」

和「ダメかな？？」

俺は幼なじみに戻りたいってずっとおもってた。

そんな時和也が言ってきた。


考える間もなく、和也のこと抱きしめた。

雅「……もう……離れていかない？和也。」

和「うん。幼なじみに戻ろ？」

雅「………うん。また、やったら今度こそ裏切られたって思うからな。」

和「もう。やんねぇーよ笑ありがとう。雅紀。」

雅「……大野くん。もうあいつらのところに戻らない？」

智「うん。おいらも辛かった。ボスが人をいじめてるところをみると。相葉くんが和也の幼なじみだったと知った時は、これはいつか助けないとって思ってた。だからスキがあるときに、謝ろうって思ってたんだ。」

雅「……じゃ、大野くんも俺の味方？」

智「うん！ねぇー。おいらも相葉くんのこと下で呼んでいい？」

雅「うん！俺もいいかな？」

智「じゃー雅紀。これから和也と一緒に守っていくから。」

雅「うん。ありがとう。智」

和「そんじゃ、食堂行くか。お腹すいた。」

雅「そうだね。」

そんな時、屋上のドアが勢いよく開いた。