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嵐しょーせつ。

第23章 助けて…………


和也とより戻せて、智とも友達になった。

それから数ヶ月。

和「さっきさ、トイレ行こうとしたらさ、また怯えられたんだけど笑」

雅「そりゃーね。和也はあいつらのところにいたんだから。」

和「もうあいつらに関わってないんだけどなぁー。」


和也とはクラス一緒だから、
いつも一緒に行動するようになった。
智も同じクラス。

智はどこに行ったんだろ?

そんな時、教室のドアが勢いよくあいて、

そこに息切れした智が立っていた。

智「はぁはぁ。さっきさ、用があって、歩いてたら、あいつらが俺らのこと復讐するみたいなこと言ってた。」

和「はぁ?それってやばくねぇーか?」

雅「……和……也。さと……し……」

和「大丈夫。3人はトリオ。雅紀のことは守る。」

智「とにかく、逃げよう。」

?「ちょっと待て。あいつらがくるから。」

?「俺らはあいつらに関与してないから安心して。」

誰だ?って思って、振り返った。

和「翔と潤。」

智「お前らなんで?俺たちを守るんだ?」

翔「説明はあと。あっ。きた。」

潤「行くぞ。こっち。」

俺らをつれて逃げた。

誰もいなさそうなところに連れてかれて。

翔「はぁ。ここなら。はぁ。大丈夫。」

和「なんで?あいつらの味方なんじゃ?」

潤「いい加減につるむの疲れたんだ。人のことばっかいじめて。」

翔「雅紀くんの時にもそう。智と和也が抜けたとき、俺らもあいつらから抜け出したかった。」

智「で?」

翔「抜ける隙もなくて…けど、あいつらが復讐するって言った時、俺らは逃げた。」

潤「今更許してくれないよな。」

和「雅紀がなんて言うかだ。」

雅「もうあいつらのところに戻らないって、誓える?」

翔「うん。」

潤「もちろん。」

雅「……ありがとう。一つだけお願いがある。俺と友達になってくれませんか?」

初めて自分から言ってみた。

翔「雅紀くんがこんな俺らにそんなこと言ってくれるなんて。」

潤「こちらこそ友達になってほしい。」

雅「よろしくね。翔!潤!」

翔「おう!」

潤「雅紀よろしくな!」

翔と潤も友達になった。

あいつらの復讐は4人によってくいとめることができた。


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