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嵐しょーせつ。

第27章 最高の友達

雅紀said

「今日は何回やろっかな??」

雅「うぅ。もうやらなくてもいいんじゃない?用は済んだでしょ?」

「何?雅紀くんは……30回蹴って欲しいんだー。じゃーお言葉に甘えて。」

エイって蹴られた。

雅「ゲホッゲホッ…やめ……て…よ。」

「罰としてプラス10回な?笑」

俺は永遠に蹴られた。

用は済んだみたいで、あいつらはいなくなった。

雅「いたたた。もう。やだ。」

俺には幼なじみがいた。


4人の。


和也、翔、潤、智。

翔と智は留学で、

和也と潤は転勤でこの街にはいない。


頼れる人なんていなかった。

親に話しても

心配かけちゃうから。

いつも大丈夫だよーって。


なんで虐められてるか?


それは……


中学の時付き合ってた彼女が…………
















自殺したからだ。



彼女は虐めれていて、

自分に嫌だって思ってたみたい。



彼女は美女で男子から見ると、人気だった。

彼女から告白されて付き合うようになって。



だけど、そんな彼女が嫌だって女子が虐めてた。

もうやだって思って自殺計ったらしい。


亡くなってから、男子から

「お前のせいで彼女は死んだんだ。」

「なんだよ。こんな奴、いらねぇーよ。」

「消えろ。死ね。」

とかたくさん。

最初は言葉暴力。

最終的に殴られたり蹴られたり。


こんな時に幼なじみがいたら、

もっと楽になってたかもな。

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