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嵐しょーせつ。

第28章 兄弟

雅紀said

もうそろそろ和也に話した方がいいかな?

なんで、弟たちを守るか。

特に和也。

血繋がっている親戚がいないから、

守る人は俺だって思ってた。

虐められてたってことを知って、

話すときがきた。

翔にぃにもにぃにも

「そうだね。そろそろ言った方がいいかもね。」っと

言われ、

和也の部屋に向かった。

コンコンっとノックして和也の部屋に入った。

雅「和也に話したいことがあって。落ち着いて聞いてね。」

和「うん。」

雅「あのね。俺と和也はさ、お父さんの連れ子だろ?実は、和也は俺と血が繋がっていないんだよ。」

和「え?嘘でしょ?」

雅「嘘じゃないよ。俺が3歳の時、和也は2歳でまだ物心ついてなかった。俺も知らなくて小学生の時に知ったの。俺と和也は本当の兄弟じゃないって。ごめんね。今まで黙ってて。」

和「…………そうだったんだ。じゃあ俺は親戚がいないってこと?お母さんもいなくなって。」

雅「そう。辛いことだけど。だけどね?和也。俺は小学生のときに知って、なんて思ったかわかる?ぜってーに、和也のこと守ろうって思ったんだよ。ずーっと。」

和「へ?」

雅「血繋がってなくても、和也には俺らがいる。俺と和也は兄弟だ。にぃや翔にぃも潤も兄弟でしょ?」

和「……雅にぃはずーっと俺のそばにいてくれる?ずーっとにぃでいてくれるの?」

雅「あったりめーだろ。笑和也は俺の可愛い弟。」


部屋のドアが開いて、

翔「そうだよ。」

智「おいらにとって弟たちは可愛いもんなんだよ。守りたいっておもうんだよ。」

和「へ?にぃたちは知ってたの?血繋がっていないって。」

雅「うん。出会った時にさ、すぐに、この2人にいったんだよ。だけど、和也は小学生だったから。まだ言うのが早いって。」

和「そうだったんだ。」

潤「かっずなりー!俺のことも忘れてない??」

雅「ははっ。笑和也は潤もいて、にぃたちもいて幸せ者だな。」

和「うん!」


俺らは本当の兄弟じゃない。


だけど、本当の兄弟でもある。


特別な兄弟ってことだ。

これからもこの5人で頑張ってこうね。

和也。そして、潤も。

俺らはにぃにとっては可愛い可愛い弟なんだからな。


もっと頼ってな。

end

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