無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

俺は、彼女と別れ話をするため、


学校が終わった時間をみて、


彼女にメールして呼び出した。


幼なじみもそばにいてくれる。


「翔〜〜！」

来た。


よしっ！

「何？どーしたの？笑さみしくなっちゃったとか？」

翔「いや、俺、お前と別れるために呼び出した。」

「え？なんで？嫌いになっちゃったの？」

翔「お前、浮気してんじゃねーよ！」

「……はぁ？私、浮気なんてしてないよ。」

雅「嘘ばっかり。」

俺だけだと不安だったみたいで、

雅紀たちも口を出してきた。

智「俺と雅紀、あんたの浮気現場みたんだよ。」

「え？」

翔「それを聞いたとき、正直お前のこと信じられなかった。」

「………」

和「黙ってねぇーでさ、なんか言えよ。あっ！もしかして、図星？」

翔「…もう別れよ？」

「……いいよ。もう。」

潤「なにそれ。おかしくない？謝ることってできないの？」

「翔、私……翔のことが……！？」

翔「……さようなら。」

俺は彼女と別れて、4人とその場を去った。


雅「はぁーむかつく女。」

和「確かに超ムカつく。浮気を認めないなんて。」

翔「もういいよ。」

智「雅紀がここまで翔のこと助けたがってた理由知ってる？」

雅「あー言うなー！笑」

翔「何々？気になる。」

潤「翔には同じ気持ちになってほしくないって。」

和「雅紀も浮気が原因で別れたからさ。」

え？初めて聞いた。

翔「初耳。」

雅「翔は幸せそうに生活してたから言わなかっただけだよー。」

翔「こんにゃろー！雅紀ー！」

俺は雅紀を勢いつけて抱きしめた。

雅「……くっ苦しい。」

翔「黙れ笑」

智「ふふっ笑」

和「俺も！」

潤「おりゃー！」

俺は幼なじみがいて初めて俺自身になれる。


雅紀はじめ、本当にありがとう。


これからもよろしくね。


やっぱ大切。


幼なじみは。


end