嵐しょーせつ。
第47章 絆
もうあれは一年前のこと…
翔「これ、本当?」
雅「え?」
翔から渡された紙には……
『相葉雅紀は人殺しだ。』
雅「これ……」
翔「なにこれ。最低だよ。」
和「本当。もうこいつと絡むのやめようぜ。」
潤「そうだな。雅紀友達だと思ってたのに」
智「信じてた俺らがバカだった。」
そのこと言い残して4人は俺から離れた。
俺は何が起こったかわからなく、
廊下や至る所に貼られた紙を一生懸命に剥がした。
雅「……なんで?泣俺、何かしたの?」
この噂はあっという間に広まった。
「あの子だよ。人殺ししたの」
「本当。人間として終わってる。」
「逃げまくってるんじゃね?だってここにいること自体ありえないよな?」
人殺しじゃない。
俺は中学の時、親友だったやつが自殺した。
親友はいじめを受けていて、苦しんでた時、
俺に相談をしてきた。
だけど、その頃の俺はバスケに夢中で、
「ねぇ!雅紀!」
雅「んー?」
「あのね……!「雅紀ー!部活行くよ。」
雅「おう!ごめん。」
「ううん。大丈夫。部活頑張ってこい!」
雅「おう。」
その時、俺は気付かなかった。
そいつは次の日、学校の屋上から飛び降り自殺した、
親友を無くした、俺は
みんなから
人殺しだって言われた。
その中の一人が高校同じところで
高校でもこのことを流した。
友達になってくれた4人は俺から離れた。
誤解されてる。
人殺しじゃないのに。