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嵐しょーせつ。

第52章 裏切らない気持ち。


避難所に着くと、

「和也!」

和「……おふくろ?親父も。」

「あー。よかった。和也無事で。雅紀くんたちありがと。本当に。」

雅「いえ。だって、俺たち幼なじみですから!仲間ですから!」

翔「お前、いいこと言った!」

智「和也。お前は一人じゃないよ。」

和「え?」

潤「俺たちがいる。もう、俺らのところに戻ってきて?」

和「許してくれるのか?」

雅「許すも何も怒ってないし。潤と智は別として!笑」

智「ちょっ!それ言うなよー!」

和「……ありがと。それより、雅紀。大丈夫だったか?」

雅「へ?何が?」

和「……お前……パニックになるから。地震来た時、お前のこと真っ先に心配したよ。」

雅「うん。ありがと。翔と智がそばにいたから助かったよ。」

和「そっか。よかった。」

幸い和也は骨折していなくて、

足をくじいて、手に切り傷で済んだ。


ここは震度7の地震だった。


俺らの学校は無事だった。


和也の家と潤の家は倒壊した。

和也と潤の親は

働きに出るといって、この街から出た、

和也は俺の家で居候して、潤は翔の家。

みんなで助け合いながら、

この街の復興を願っていた。

和也はあれから、戻ってきてくれて、

また一緒に過ごすよーになった。


やっぱり5人でいないとダメだね。

和也には本当に迷惑かけられたけど笑


よかったよ。


また絆が深められた。



裏切らない気持ちだよ。


end

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