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嵐しょーせつ。

第55章 変わらない成長。

?「俺たち昔会ったんだよなぁー。」

昔?


?「15年前!俺らが小学校2年生の時!」


え?、


もしかして?

雅「和也くん?!」


和「ははっ笑やっと思い出せた?お久しぶり!」


和也くんは俺のそばまで歩いてきた。


和「おっそいよぉ〜〜。気付くの。俺、そんなに変わってないよ?」

雅「や。随分変わったよ。」

和「雅紀くんは昔っから変わってないよ。特に泣き虫なところ!笑」

雅「うっさい…今回は悲しくてじゃなくて、悔しくて!」

和「……で。何があったんだよ。」

俺は和也くんにぜーんぶ話した。


和「……そっか。そんなことが。けど、怒られてなんぼじゃない?」

確かに……

雅「…そうだよね。あっ。そーいえば、和也くんは?どうしてここにいるの?」

和「うーーーん。今まで旅に出て、一番気に入った場所に住みたくて、ここが一番のお気に入りだったから引っ越して来ちゃった笑」

雅「へ?」

和「荷物の整理してたら風に当たりたくて、海辺に行ったら、お前が泣いてたから。」

雅「そうだったんだ。じゃーこれからも会えるってことだね。」

和「うん、そうだな!」

そろそろ…

雅「ごめん。仕事に戻るね。また怒られるといけないし。あと、連絡先教えてくれない?」

和「ん、いーよ。はい。」

和也くんは俺にIphone渡してきて、俺も取り出した。

和「雅紀くんもIphoneなんだね。」

雅「うん。笑」

交換して、

雅「じゃーね。和也くん!」

和「和也でいいよ。雅紀。」

雅「うん!わかった!バイバイ!和也!」

和「おう!」


和也くん改め和也。

君と再会できてよかった。


end

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