テキストサイズ

嵐しょーせつ。

第56章 ピンチー!


もうすぐ、待ちに待った文化祭。


俺ら5人はずーっと一緒。


赤ん坊からの仲で、幼なじみっていうやつ。


クラスも一緒。



今年は、5人で文化祭の実行委員をやっている。


雅「これ、やろーよ。」

翔「いいねー。あと、こういう意見もあるよ。」

意見出し合いながら、

楽しくやっていたはずなのに…


和「なんだよ!これやったらダメなのかよ!」

雅「はぁ?ダメとか言ってないじゃん!」

和「……もう…いい。俺、実行委員からおりる。」

つい、俺と和也は文化祭のことでもめてしまい、

ケンカになってしまった。

和也はカバンを持って帰ってしまった。

潤「ありゃー。マジかよ。」

雅「…なんか……ごめん。」

智「雅紀のせいじゃないから。ね?」

翔「俺、和也の話聞いてくる!」

翔もカバンをもち、和也のあとを追った。

あんまり、ケンカをしたことのない俺らは

いざ、ケンカになって、離れてると寂しくなり、辛いものだった。


しかも、俺は常に俺が悪いことしたのかなって、思い込んでしまう癖がある。

潤「…雅紀。お前のせいじゃないから、思い込むな。」

雅「……うん……」

一方、翔と和也は……

翔「和也!」

和「……んだよ。」

翔「雅紀も悪気があったわけではないんだよ。」

和「……」

翔「だからさ……実行委員……おりないで。」

和「考えておく。お前は戻れ。」

和也はそのまま無言であとにした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ