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嵐しょーせつ。

第56章 ピンチー!

文化祭まであと1週間……


和也は未だきてない。


智「まーさきっ!」

雅「ん?」


今、俺らは看板を作っている。


智は相変わらずセンスが良く、慎重に塗っている。

飽きたのか俺に意味もなく名前を呼ぶ。

雅「何?飽きたの?笑」

智「んー!ねぇー翔と潤はぁー?」

雅「今、違うことやってるからあとでくるって。」

智「ふーん。やるか。」

雅「ふふっ笑」


俺らはしばらく2人でやって、


あとから合流した2人と一緒に

看板を作り上げた。


雅「これ、洗ってくるねー。」

智「おいらも行くー!」

俺と智はペンキで汚れたパレットとか洗いに行く。

その時、

「あーー!キャー!!」

翔「雅紀!」

潤「智!」

何事?って思ったその時。
上から取り付けたはずの看板が落ちてきた。

雅「智!!」

俺は小柄な智を守るべく、智の身を守った。

ガッシャーン。

??


ん?痛くない。


なんで?

顔あげると。

雅「……!?和也!?」

和也は俺と智を包み込んでいた。

和「あっぶねぇー。」


翔と潤が駆け付け、

翔「おい!お前ら大丈夫か?」

雅「うん。なんとか。和也が守ってくれたから。」

翔と潤は看板をひょいっと持ち上げ俺らを出した。


雅「和也!?怪我してない?」

和「おう。お前らこそ大丈夫?」

智「うん!おいらは雅紀が守ってくれたから笑和也……雅紀を守ってくれてありがとう。」

和也は突然……俺らの前で土下座した。

和「ゴメン!あんなことでキレたこと今さら何やってんだって思った。お前らのせいじゃない。雅紀のせいじゃない。俺が悪いことしたなって。本当にゴメン!」


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