嵐しょーせつ。
第1章 俺はもう立てない
「もうみんなは知ってると思うがうちのバスケ部キャプテンの相葉は事故に遭った。もう歩くことができない。それでこれからのこと考えたんだが。…………。」
あー。キャプテンもうできなくなったな。
ごめんなみんなに心配かけちゃって。
こんな身体になってみんなからの信用なんて。もう…
「相葉はこの部活の一員だ。これからもキャプテンとして、相葉には頑張ってもらう。仲間を助け合いながら今度の試合がんばろー。」
雅「え?俺キャプテンやってもいいんですか?」
翔「雅紀先輩何言ってるんですか!?先輩がキャプテンやらないと誰がやるんですか!!」
和「お前は今まで通り、試合には参加できないけど、俺や後輩のみんなにアドバイスとかはできるじゃん。」
雅「ありがとう。和也。みんな!」
潤「これからもよろしくお願いします!キャプテン!」
智「キャプテン兼マネージャーってことでお願いしまーす!」
翔「おいっ!お前仕事サボりたいだけだろっ!雅紀先輩は今まで通りにやってもらうの」
ハハッ。
雅「いいよー。座ってるだけだとつまらないし、マネージャーの仕事手伝うよ。」
和「あっ!笑った!雅紀は笑ってた方がいいよ。」
え。あっ。事故に遭った時から笑ってなかった。
俺のトレードマークは笑顔。
常に笑ってないとダメだね。
笑おう!
雅「みんなありがとう!これからもよろしくね!」
END