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嵐しょーせつ。

第66章 キミの気持ち


雅紀said


あるテレビ番組で……


「嵐さんといえばA型の東京出身ですよね。」


そう言われることが多くて、

いつも、

雅「ふふっ笑ABの千葉もいるからね!!」


って笑いかえす。



それでその場はおさまるんだけど、


内心辛くて、

悲しくて。


そんなこと気にするもんじゃないって思った。



でもこの日がキッカケで俺の何かがきれた


ある番組で、クイズ答えるとき。

和「ほぼA型なんて大丈夫だと思いまーす!」


ニノが言った一言。


それに俺は思わず立ち上がって、

雅「おい!笑やめろよ。」

潤「いいじゃない。もう。」


笑ったけど、内心傷ついた。


メンバーに言われるとなおさら。



その場はなんとか乗り切り、


楽屋に戻った。

翔「はぁー疲れたね。」

智「うん。」

翔「このあと打ち合わせだ。行こう。」


五人での打ち合わせ。


ライブが近づいていたから


五人で過ごす時間が増えた。


潤「よし。今日はこれについて進めよう。」


照明やらダンスはこんな感じがいいやら。


雅「この案でいく?」

智「んー。でもー、ちょっとここはどうなのか?」

あっ。またふりだしか。

翔「雅紀?大丈夫?」

雅「うっうん。みんな几帳面だから気にならないよ。」

和「ほらほぼA型集団だから仕方がないのよ笑」

智「ふふっ笑」


ほらまた……


初めてニノに怒りを覚え、


立ち上がった。

バンッ!

雅「……んなよ。何なんなの?それ。」

潤「ちょっ。相葉くん?」

雅「松潤は黙って。俺はニノに聞いてんの。ほぼA型集団って何?そんなに、俺のこといじって楽しい?」

和「笑本気にしてんの?」

雅「気にしてなかったけどさ、そのほぼA型集団その言葉だけ言われたくない。」

和「本気にすんなよー笑」

雅「ふざけんな!!」

はっ。


言っちゃった。


メンバーを見ると、みんなビックリしていた。


そりゃそうだよね。


俺、そんなことメンバーに言ったことないもん。


怒鳴ったりしたことなかった。


雅「ゴメン。俺、帰る。」

その場に居たくなくて、俺はそこを後にした。

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