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嵐しょーせつ。

第67章 戦うキミ



はぁー。


?「タメ息ついてどーした?和也。」

和「だって、暇なんだもん。翔、それとってー!」

翔「ったく。ゲームかよ。」

俺は今、怪我で入院している。


事故に遭って全治3ヶ月。


足の骨折、腰に、


散々な目にあった。


入院して1ヶ月。

俺は松葉杖で、廊下を歩いていた。


「きゃー!」

「あっちいこーよー!」

小さい子たちが前から全速力で走ってきて

俺は子供達に思いっきりぶつかり、転んでしまった。


和「いってぇー。」

そりゃ骨折してるから痛いわな。

?「おいコラー!お前らー!」

「げっ。雅紀にぃだ!怒られるー!」

雅「お前らちゃんとこの人に謝りなさい!」

「お兄さんごめんなさい。」

子供達は俺に謝ってきて、

和「いーよ。これから気をつけてね?」

そう答えると

子供達はいなくなった。

雅「……大丈夫?」

和「はい。ありがとうございます。」

雅「…あの子達悪い子じゃないんだ。許してあげて。」

和「いいえ。もう大丈夫ですから。」

雅「俺の名前は相葉雅紀。君は?」

和「二宮和也。」

雅「年は?」

和「18歳。高3。」

答えると急にそいつは明るくなって、

雅「わぁー!俺も!俺も、高3の年!タメだ!久しぶりに同い年の子に出会った笑」

和「へー!相葉くんも。」

雅「よかったら、中庭。行かない?」

和「うん!」

相葉くんは俺に松葉杖を渡してくれて、ゆっくりと歩いた。

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