嵐しょーせつ。
第70章 愛されなかったキミ
「おい、相葉……やる気あんのか?どーなんだよ!?!?」
!?!?
振付師もしかして……
知らないのかな?
相葉くんに怒鳴ると……
雅「…ごめんなしゃ……い」
あーあ。
幼き頃の相葉くんになっちゃった。
和「あの!!」
「なんだよ。」
和「相葉くんにその……怒鳴るのやめてもらってもいいんですか?」
「はぁ??」
翔「雅紀はちょっと昔色んなことがあって、辛い過去を持ってるんです。だから、怒鳴るとこうなってしまうんです。」
翔くんが指差した方に、
相葉くんはうずくまって、
潤くんやリーダーが背中をさすったりして
落ち着かせていた。
「……」
振付師もそれを知らず怒ってしまった。
和「……俺からもお願いします。これからは怒鳴るの控えてください。お願いします。」
俺と翔ちゃんは頭を下げた。
「あぁ。すまん。それを知らずに。」
今日はここまでって言われて、
解散となったけど、
俺らは一緒に暮らしていた。
だから、
和「雅紀。帰るぞ。」
なんか足がガタガタだったから
潤くんが、おんぶして、
そのまま翔ちゃんの車に乗った。
智「…相葉ちゃん。怖かったね……もうだいじょーぶだからね。」
雅「…ん…」
なるべく声をかけながら、家に到着するときまで待った。