嵐しょーせつ。
第73章 お帰りなさい。
幼なじみは笑って、
潤「…あたりめぇーだろ。」
和「俺らどんだけ寂しかったと思う?」
雅「へ?」
俺は…
その質問の意味を考えていた。
翔「ったく…考えなくてもいいの。
俺らはまた、雅紀と過ごせて幸せなんだよ。」
智「おいらこそ雅紀と離れたくない……」
雅「うぅ泣みんなー泣」
俺は泣きそうになってたけど、みんなの笑った顔を見て、
安心しちゃって、
涙がでてしまった。
和「ふふっ笑泣くなよ。笑」
潤「もう絶対!離さないからな?俺ら。」
雅「うん。もう、俺も一生離れない!」
4人は俺を抱きしめてくれて、
少し、星空見て、
久しぶりに手をつないで帰った。
17歳なのに、こんなことやってたら恥ずかしいけど、
なんか嬉しくて。
俺は家に帰った。
雅「お父さん。」
「ん?考えたか?」
雅「うん。俺、やっぱり……
幼なじみと一緒にこの街で過ごしたい。
もう離れたくない。ダメ……かな?」
「そうか。もう、
お前も高校生だから置いていっても大丈夫だな。」
お父さんは認めてくれて、
「なんかあったら、和也たちに頼りなさい。私からも親に言っておくから。」
お母さんがそう言ってくれて、
雅「うん!ありがと!」
夏休みは、俺の家とみんなとみんなの親と一緒に
総勢17人ぐらいでキャンプに出かけた。
翔の弟は初めましてでめっちゃ可愛くて、
食べちゃいそうで。
雅「修くん可愛い❤︎」
翔「そうか?笑」
和「もう、なんかみんな懐かしいな。お前の弟も久しぶりに会ったけど。」
「にいちゃん!」
雅「んー?」
「釣り行こうよ!和にぃたちも!」
雅「おう!」
釣りに出かけて、
一泊のキャンプは楽しい時間だった。
9月の頭に、俺のお父さんたちはアメリカへ。
俺はこの街に残って、幼なじみと一緒に過ごしてる。
これから先もずっと。
end