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嵐しょーせつ。

第82章 ケジメ。


あれはもう何年前の話?


クリスマスイブ。

「雅紀。私と別れて?」

雅「え?!なんで??」

「他に…好きな人ができたの。


だから、お願い…私と別れて??」

彼女は俺の誕生日に、別れを告げ

それから彼女は、

俺の友達だと思ってたやつと

付き合い始めた…


本気で大切にしたいと思ったのに

好きだったのに、思いの外、傷は深くて…

俺は自分の誕生日まで苦手になってしまった。


それから数年………

雅「おい!和也!」

和「んだよぉ〜。」

いま、俺の家でくつろぐやつ。

幼馴染の1人。

和「雅紀!ご飯つくってぇー。」

雅「はぁ?そんために来たの?」

和「うん!!笑」

渋々ご飯作り始めた俺。

しばらくすると、

がチャッ

翔「雅紀ー、和也ー、

ほら、これ!差し入れぇ」

雅「わぁおありがとぉ〜

上がって??」

翔「お邪魔しまーす!

あっ!あともう少ししたら

潤も智も雅紀ち行きたいって言うから

くると思う。」

マジかよ。


久々に行われる幼馴染会笑

和也はゲームずーーっとしていて、


俺はご飯を5人分頑張って作った。


別にこれも苦ではない。


だって……

幼馴染は俺の味方でいてくれたもん。


あの日からずーーっと…

俺のこと信じてくれて、俺のこと全力で

守ってくれて、幼馴染だからかもしれないけど

それでもやっぱり嬉しくて…

翔「雅紀?おーーい!雅紀????」

雅「ん?あー。ごめん…

悪いんだけど、翔お皿出して?」

翔「りょーかい!」

翔はお皿を出し始めて、和也に、

翔「お前も少しは動けよ!笑」

和「へいへい。」

やっぱり幼馴染といると、

辛いこともぜーんぶ忘れられる。笑


あの日と同じクリスマスイブが

だんだんと近づいている…

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