嵐しょーせつ。
第82章 ケジメ。
それでも彼女はその場から
離れようとした。
雅「いたっ…泣やめてよ。もう…
お願いだから…」
俺は彼女から
手を離れさせて、
雅「もう終わりにしよ?」
潤「どうなんだよ!」
翔「ハッキリしろよ!」
「…わかったわよ。
もう雅紀に会わないわよ。」
彼女から出た言葉。
ビックリした。
雅「ありがと。
今まで本当にありがと」
俺は彼女の連絡先をその場で消して
彼女のやつも奪い、俺の連絡先を消した。
雅「さよなら」
「さよなら…」
俺は和也と智の手を引っ張って
その場を後にした。
雅「はぁー。
疲れたぁ〜〜よし!このまま
飲みにいこ!」
和「へ?」
翔「いいぜー!」
智「ふふっ笑」
潤「あそこのお店予約しまーす」
飲み屋につき、
好きなものを頼み、
俺は
雅「ありがとう。
今まで本当にゴメンね。
だけど、もう…だいじょーぶだから」
潤「本当か?笑
まぁ辛いことあったら絶対に俺らに
言うんだぞ?また溜め込んで倒れたら
嫌だからな?」
雅「うん!笑」
時刻は日付けが変わったときだった。
12月24日0:00
和「雅紀…
誕生日おめでとう!!」
久々に聞いたそのフレーズ。
智「おめでとう!!」
翔「おめでとー!」
潤「おめでとう。」
雅「ふふっ笑ありがと!
あと、メリークリスマス!!」
「「「「メリークリスマス!!」」」」
ちゃんとケジメつけられて、
苦手だった誕生日も
素敵な日になって、
幼馴染が誕生日を迎えてくれたことが
嬉しかった。
もう、その存在がないと
俺、生きていけないよ。
ありがとう。
これからもよろしくね!
end