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〜〜回想〜〜

雅「やーだ！離れたくない！」

「雅紀？もうあなたには

新しい家族ができたの。

幸せ者じゃない。ね？」

雅「僕のこと忘れちゃうの？」

「忘れないわよ。そんなわけないじゃない笑

雅紀が大きく育って、一人前の男になるまで私は

ずっと雅紀のそばにいる。

だから、雅紀も新しい家で暮らすことできる？」

雅「うん…わかった！」

「よし！じゃあ雅紀をお願いします。」

「はい。雅紀くん行こっか。」

俺は5歳の頃新しい家族ができた。

新しいお父さんか迎えに来てくれて…

新しい家に入ると新しいお母さんに迎えてもらい

兄弟となる

にぃと翔にぃに迎えてもらった。

それから2年経つと、

俺に弟ができた。

俺とまた同じように過ごしてきたところから

2人。和也と潤。

わけあり兄弟だけど…

家族として過ごして、13年。

雅「翔にぃ〜〜待って〜」

翔「おっそいよ。雅紀。

そら、遅れるぞ！和也も潤も」

和「わりぃ。こいつ寝坊したからさ」

潤「和也言うなよ。笑」

智「ほーら！遅れるよ？」

俺ら兄弟は高校生、大学生まで

成長した。

和「雅にぃは何時に学校終わるの？」

雅「うーーん。わからないけど、

5時ぐらいじゃない？？2人は部活？」

潤「うん、俺はあるけど…和也は？」

和「俺はない。笑」

雅「5時まで待てるなら一緒に帰る？」

和「うん！！」

雅「わかった。終わったら連絡する。

ほーら！和也、潤、学校

早く行かないと遅れるよ？」

和也と潤以外は知っていた。

血の繋がった兄弟ではないこと。

小さかった俺たちは、最初は知らなかった。

だけど、にぃが教えてくれた。

にぃと翔にぃは俺が来た時からいたけど、

本当の兄弟じゃないことを、

優しいお父さんとお母さんが

かわいそうな俺らを選んでくれて

愛情をたくさん注ぎながら

育ててくれた。

そんなお父さんとお母さん…

ある日突然！？！？