嵐しょーせつ。
第84章 強いキズナ
俺は2限目の授業を受けていた。
俺の苦手な英語…
何喋ってんの?笑
優雅でいいなぁ〜〜って思っていた。
すると突然…
バンッ!
翔「雅紀!」
雅「え?翔にぃ!
どーしたの?ってかなんでここにいんの?」
翔「ごめん。急に。
先生!あの雅紀を早退にさせてください。」
雅「え?何があったんだよ。」
翔「お父さんとお母さんが…」
!?!?
うっそ。
雅「嘘でしょ?ねぇ!翔にぃ!」
翔「嘘だと思いたいけど…
本当のことだよ。お前も来い」
雅「わかった。先生!」
翔はここの卒業生。
しかも英語教えてくれてる先生は
翔の元担任。
だから察してくれたみたいで
「お前、早く行け!
早退扱いにするから!」
雅「すみません!
翔にぃ!先行ってて…
和也と潤も呼びに行ってくる。」
俺は和也と潤のところへ。
ってかメールで知らせた。
すると、教室から勢いよく2人が出てきた。
和「翔にぃ!雅にぃ!どーゆうことだよ!」
潤「ねぇ。何があったんだよ!」
雅「とりあえず病院行くぞ。」
翔「大丈夫だから、信じて!な?」
和也と潤は泣きそうだったから
俺が支えて、翔にぃが運転する車に乗り込んだ。
病院に着くと、
智「翔!雅紀!和也!潤!」
雅「にぃ!お父さんは?お母さんは?」
俺はにぃの肩を掴んで揺らしながら聞いた。
智「落ち着けって。雅紀。
今、手術中。もうダメかもしれないって」
翔「嘘だろ。」
お父さんとお母さんは交通事故に遭い、
手術中みたい。
だけど…もうダメかもしれないってにぃから
聞いた時。
ふざけんな!って思った。
和也は腰抜けた感じにふらっと
雅「和也は座りなさい」
和「ごめっ…雅にぃ…」
雅「とりあえず、待とう。ね?」
和「うん…」
智「潤…和也のこと見ててくれる?
俺らちょっと話すことがあるから、」
潤「わかった。」
俺はにぃたちと一緒に
その場を一旦離れた。