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嵐しょーせつ。

第87章 恋人の勘違い


和said

次目覚めると

眩しい光が差し込んでいた。


しかも、俺がいた場所は、

よく見た天井。

俺の家ではない。


ってことになると…


横見ると、雅紀が寝ていた。


え?なんで??

俺って確か潤くんと一緒にいたよな?

え?え?

自分の中でグルグルしていると、

雅「…ん…あっ…起きた????

おはよぉ〜……」

雅紀は起きてしまった。

俺は合わせる顔がなくて、

背中を向けてしまった。


だけど、すぐに優しい温もりで

抱きしめてくれた。

雅「……ゴメンね…

お前を困らせちゃった…

浮気なんてする訳ないでしょ?

俺は和のことが好きだもん」

なんで?謝るの?

和「……なんで…?

謝るの?どうして??」

雅「悪いことしたかもしれないから

もう、ケンカしたままは辛いよ。

和と仲直りしたいよ。」

泣きそうな声で言ってくるから

俺は雅紀の方に向き直して、

俺から抱きしめた。

和「ゴメンね…

俺、やってないと信じてた。

だけど…あんなこと言ってごめん。

仲直り…したい…」

俺は雅紀の肩に顔を埋めた。

雅「ふふっ笑じゃー仲直りってことで

キス…しよ??」

俺は雅紀と目を合わせ、キスをした。

雅「お腹空いた?

昨日作りすぎちゃったから食べよっか?」

和「うん笑」

俺らは手を繋いで寝室からでて、

リビングに向かった。

雅紀は冷蔵庫から

作りすぎちゃったものと

あと1つ。

雅「あっ!これ、

メンバーが持ってきてくれたやつ。

誰だっけな?翔ちゃんかな?

5個あって、1つは和の」

まんじゅうを持ってきた。

和「え?メンバーきたの?」

雅「うん笑今度また5人で飲もうね?」

和「うん笑」

俺らは、やっぱケンカしたままは無理みたい。

別れられない。離れられない。

そういう運命なんだね。

5人で嵐。

2人で1つ。

end

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