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嵐しょーせつ。

第90章 Make a wish


雅said

俺は和也と一緒に歩いて、

仕事場に向かう。

雅「ねぇ。和也って働く前から

うちの店に来たことあったよね??」

和「え。あっうん。」

雅「もしかして、ブルゾンとパンツを

買ったよね??」

そのことを言うと和也は目を丸くして、

和「覚えてるの?」

雅「うん!だってさ、名前を間違えずに

一発であいばって呼んでくれる人

そこまでいないからさ。嬉しかったんだ」

和「覚えてくれて嬉しい。」

和也は照れたのか下を向いた。

雅「俺、お前と働けて嬉しいよ。

だって、俺の好きな人と一緒に

働けて嬉しいんだ!」

俺は意を決して、告白っぽいことを

言った。

そうすると和也は、

和「俺も。

俺も…好きな人と働けて嬉しい。

この店で世話係をやってくれるって

聞いた時はもう死んでもいいやって

思ったぐらい嬉しかった。」

和也から出た言葉は、

俺の想像を遥かに超えていて、

雅「え??」

和「俺、雅紀のこと好きなんだ。

好きでこの店で働いたら

雅紀の隣にずっと一緒にいられるから」

和也はまた下を向いた。

その顔を上げさせた。

雅「ふふっ笑ありがとう。

俺も和也のこと一目惚れだったんだ。

ある街でお前を見かけて、

知らない人だったから届くはずのない

和也が俺と一緒に暮らしていて、

隣にいるんだもん。嬉しいよ。」

和也は泣いていた。

俺もちゃんと気持ちを言った。

雅「俺も…和也のことが…好き。

好き過ぎて頭がおかしくなりそう」

そう告げると和也は俺の胸に飛び込んで

和「雅紀ぃー…すき。大好き。

もう離れたくないよ…」

雅「ふふっ笑俺も。」

俺らはその時から付き合い始めた。

翔「えーーー!お前と和也が??」

智「ニノやるじゃん!笑」

2人にも報告して、

智「おいら応援するよ!

ニノ昔っから恋なんてして

ないから、おいらも嬉しい」

和「ばっ!やめろよ!」

4人でわちゃわちゃしていると

潤「おい!仕事をしろ!

それと雅紀。和也と一緒にお店にでろ。」

雅「はーーい。和也行くよ?」

和「おう!」

和也の手を掴み、お店に出た。


和也…


これから先もずっと隣にいてね?

願いを叶えてね?


end

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