嵐しょーせつ。
第97章 sky
和「こんな俺らを優しくしてくれて
ありがとう。本当に感謝してる。」
和也も泣いていた。
翔「本当に…ごめん!
でも…ありがとう…雅紀…」
翔も潤も智も…
みんな俺のために涙を流してくれた。
雅「もう…泣かないで。
俺も泣きそうだよ…」
俺はみんなを強く抱きしめた。
雅「ありがとう…みんな。」
俺は4人を解放して
ありがとうって伝えた。
雅「あー!泣き疲れてお腹空いた。
ハンバーガーショップ行こうぜ!」
俺のその一言で5人の中は笑顔に戻った。
智「行こうぜ行こうぜ〜」
ハンバーガーショップに行き、
それぞれ好きなもの頼み、
翔「雅紀のもちょうだい!」
雅「うんいいよ!翔のちょうだい」
翔「おう!」
智「あー!潤が俺の食べた。」
潤「わりぃわりぃ笑ほらよ
俺の食べていいから。」
和「うめぇ。」
5人でそれぞれシェアしあい、
和「みんなのもうめぇ笑」
お腹いっぱいになった。
こんな幸せが訪れていいものか。
だって、みんな俺のことイジメてたやつら。
だけど…俺のこと守ってくれた。
それから学校生活も楽しみ、
卒業して、俺らは大学進学した。
そして、大学卒業し、就職した。
当たり前の日常。
だけど少し違うのは、
和「おーい!雅紀ー!」
翔「遅いよぉ〜」
潤「早く!早く!!!!」
智「お腹空いたぁ〜」
雅「ごめんごめん。なかなか
仕事が終わらなくて…」
俺らは25歳になった。
相変わらず5人で一緒に遊んでいる。
俺の中の幸せはみんなでいることだ。
絶対に離れたくない。
辛いことも楽しいことも
5人でいれば共有できる。
そんな幸せを何で例えるかって
言われたら、俺は迷わず
『sky〜広い心広い空〜』
って言うだろう。
空。俺らは無限大に広がって、
広い心を持って
友情というものを感じて
前に進みたい。
end