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嵐しょーせつ。

第99章 叶わぬ恋だと思ってた。



僕の初恋は、


小学校5年生。


同じクラスの女の子に恋をした。



だけど、その恋はもう叶わない。



だって…その子はもうこの世にいないから…



その出来事がショックで、


何人かは好きでもない子と

付き合って別れての繰り返し。


ぼくは恋をしたらダメなんだと。


不幸に持っていくのだと。


中学は恋もしなかった。


僕は高校生になり、

智「和〜同じクラスだ!」

和「やったぁ!智!!」

彼大野智と一緒に毎日過ごしていた。


智は幼稚園、小学校、中学校と一緒で、幼馴染


もちろん俺の辛い恋も知っている。


智も俺のこと気を使って、恋愛もせずに、

ずっと俺のそばにいてくれた。


毎日智と過ごして、一年が過ぎた頃…

俺はある人に恋を知ってしまった…


でも叶わない恋。


だって…相手は…男だから。


その相手は、

俺の一個上の先輩で、

いつも笑っていて明るくて

キラキラスマイルで…


女子のファンが多かった。


俺はその中に入れないから、影で見てるしかなかった

智「ふーーん。あの先輩か…」

智には俺の好きな人を教えた。

だけど、隠してくれている。ありがたい。

智「いいの?和。」

和「いいんだ。言って不幸に持っていくのだけは

ヤダ。先輩には普通の恋をして、普通に生活を

送って欲しいから。絶対に言わないよ。」

そう不幸に持っていくだけ。


俺のせいで…


話したこともないし、先輩と目が合うと

俺から逃げてしまう。


想いを伝えられないまま…先輩は卒業してしまった。


そして、俺らは高校最後の年になった。


先輩がいなくなって、

勉強に力を入れて、少しでもいい大学受けて、

先輩のことを忘れようと思った。


智「和!おいら、合格したよ!!」

和「俺も!また2人で過ごせるな!」

智と同じ志望校に合格した。


そして卒業をして、


桜が咲く頃大学生としての生活がスタートした。

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