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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


俺の恋が実ってから


早3年。

俺は27歳。彼は28歳になっていた。

相変わらず、

和「相葉さ〜ん。これお願いします!」

雅「んーりょーかい!ニノちゃんこれ頼む。」

和「はい。」

そして手を引かれて耳元で

雅「あとでご褒美あげるね?和♡」

和「うん。楽しみにしてるよ雅紀♡」


俺らは喧嘩もしたことなくて上手くやっていた。


そして、

慧「二宮さ〜ん。これどうしたらいいですか?」

俺の直の後輩である、伊野尾慧。

可愛らしいやつでいつもこうして甘えてくる。

俺の3つ下だ。


2年間編集部に新人は入らなくて、

俺が1番下だった。

伊野尾が入ってきて、俺は世話係りになった。

和「自分で少しは考えなさい。」

慧「え〜」

和「お前、一応建築出てるんだろ?

デザインぐらい考えることできるだろ。」

俺はしつけだと思って話すと、

トントンっ
雅「ニノちゃん?もっと後輩を優しくしないとね?

伊野尾ちゃん。俺と一緒にやろうね?」

慧「はい。すみません。相葉さん。」

はぁ〜雅紀は後輩に甘いんだからぁ〜

育たないじゃん。しかも、優しくしろって?

俺、優しくしてるつもりなんだけど…

慧「え〜。これをこうですか?」

雅「えっ!?俺はこれの方がいいと思うんだけど。」

慧「え〜!」

そんな話が聞こえてきて少しヤキモチ焼いた。

その笑顔俺だけのものなのに…

「二宮!」

和「はい!」

落ち込んでる暇なんてない。編集長に呼ばれ、

「このテーマに合う写真撮ってきてくれ。」

和「わかりました。」

俺は彼のカバンとジャケットと自分のやつも持って

和「…相葉さん。仕事です。行きますよ…」

雅「え?わかった。じゃ、伊野尾ちゃんこれで」

慧「はい!ありがとうございます!」

雅紀は笑顔を向けて、俺はそれに嫉妬した。

だから手を引いて、無理やり連れ出した。

黙ってトイレに向かい、個室に雅紀を連れて、

雅「どうしたの?」

和「…あの笑顔、他の人に…見せないで?」

雅「…え?」

和「…俺だけのものだからね。」

俺は雅紀にキスをした。

雅「ふふっ笑和は可愛いね。」

雅紀は深い深いキスをしてくれた。

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