テキストサイズ

嵐しょーせつ。

第103章 てっぺん


それからしばらくして…


ガチャっ…


和「…ただいまー。」

あっ!ニノが帰ってきた。

俺らは寝ずにニノのことを待っていた。


4人で玄関まで出迎えると…

和「あれ?寝てて良かったのに…」

智「寝れるわけねぇーじゃん。」

翔「こんな素晴らしい日、1人で寂しくない?」

潤「だから、みんなでお前のこと待ってたんだぜ!」

和「ふふっ笑ありがとう!…って

何で相葉さんが泣いてんの??どうしたの??」

…え?

俺、泣いてた?

ニノの顔を見たらなんか嬉しくなっちゃって…

雅「ふふっ笑いや、何でもないよ。」

和「何でもないことないでしょうよ。どうしたの?」

ニノは俺に優しく声をかけてくれた…

雅「だって…ニノ凄いよ。

俺、一番隣にいるし、何もかも一緒だったから

お前が賞をとって、嬉しかったんだよ。」

俺は泣きそうでそれを堪えたけど…

和「…泣グスッ泣」

今度はニノが泣いてた。

雅「え?え?にの??」

和「…この賞はみんながいたから…お前がいたから

取れたんだよ。もしいなかったら、こんな賞は

取れてない。みんなありがとう。雅紀ありがとう。」

ニノは泣きながら俺たちに礼を言った後…

和「…よし!ビール飲もうぜ!」

翔「え?俺たちもう飲んでるよ?」

和「いいじゃん!やり直そうぜ!」

雅「そうだね!飲もうよ!」

潤「ったく。つまみ適当に作るわ。」

智「どうする?なんか録画とか見ながら飲もうか」


ニノは、俺たちの光…

和「はぁー。やっぱりベテランさんの隣に

入れるのも感謝だけど…みんなといた方が

落ち着くなぁ〜〜。やっぱ、5人で嵐!」

雅「ふふっ笑そうだね笑俺もドラマ撮ってる時も

メンバーの顔を見たくなっちゃうもん。」

智「なんか不思議だよねー。」

翔「一緒に生活してるのにね?」

潤「俺たち一生このままでいような。

5人でいつまでも嵐でいような!」

和「そうだね!」

雅「…もう泣きそうだから、寝よ。」

和「えー!まだ早いよぉ〜まーくん。」

ニノ。

改めて俳優のてっぺんおめでと…

だけど…5人で嵐だから。
これは俺たちの何かに繋がるものだからね?

end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ