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嵐しょーせつ。

第109章 喧嘩するほど仲が良い


和「…んだよ!離せよ!」

雅「やだ!お前が最初にやったんだろ!」

翔「まぁまぁ2人とも落ち着いて。」

翔ちゃんはニノの手をガッと掴んだが、

ニノは…

和「離せよ!」

バンっ…!

智「ちょっ!翔ちゃん大丈夫??」

翔「いってー…」

ニノは突き飛ばしまた俺に摑み合い。

雅「なんだよ!離せよ!」

和「いい加減にしろよ!!」

喧嘩の発端はニノだ。

ニノはいつものように悪ふざけで、

俺とワイワイしてた。

コーヒーを飲んでたニノはその時に
ガッと零してしまい、
俺の大切なものにかかってしまった。


いつもの俺なら笑ってごまかすけど…

これは…何としてでも許せなくて…

ニノがやっていたゲームをセーブせず消した。


それでこんな状態。

和「こんなものにかかっただけで、

俺のゲームと関係あるのかよ!!」

雅「こんなものって!いい加減にしろよ!

ゲームなんてどうでもいいじゃん!」

和「なんだと!おいこらー!」

ニノは俺に殴りかかってきた。

一応この業界で仕事している以上…
顔に怪我をしてはいけない。

だから、殴りはしなかった。

ニノの手は翔ちゃんに抑えられ、

俺は後ろにいた松潤に、支えてもらった。

潤「大丈夫?」

雅「うん。」

俺の大事なものって松潤も知ってる。

翔ちゃんとリーダーは知らないはず。

だって、俺の大切なものは…

ニノがくれたものだったから…

和「あー!もういい!」

ニノはマネージャーを呼んで、

和「俺、しばらくこいつらと仕事したくない!

ってか、こいつと一緒の仕事キャンセル!!!!」

マネージャーも困っていた。

だって、この中で一番仲良くしていた2人だから。

雅「あー、俺だってゴメンだ!!キャンセルしろ!」

俺はカバンに荷物を詰め、楽屋を勢いよく出た。

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