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嵐しょーせつ。

第109章 喧嘩するほど仲が良い


あのケンカから4ヶ月。

嵐の番組は休ませてもらい、

放送は何かと溜まっていたものを流している。

特番だったりもするから。

ファンの子たちには悪いことしてる。


たまーに、テレビ局でメンバーと会うけど…

ニノと同じ局にいると情報が流れ込んでくると

会いたくないから絶対に外へ出ない。


だけど、ちょうど収録が重なっているときはすれ違う。
だけど、お互い目を合わさず、そのまま。

マネージャーたちもビックリしている。


翔「おっ!相葉くーん!」

雅「おぉ!ヤッホー!」

翔「聞いて驚け!俺らまた5人で仕事できるよ!」

…え?なんで?

翔「なんか聞いた話によると…ニノが

事務所に頭を下げて謝っていたらしい。

で、仕事できるように頼み込んだらしいよ。」

…ニノが?

うそだ…ろ?

翔「っておい!相葉くん!」

俺はニノの元へ向かった。謝りたくて…

雅「はぁーはぁー…ここ…だ。」

トントンっ…

和「…はい。」

ノックして待っていると返事して
楽屋の扉が開いた。

和「わぁ!!」

俺はニノに抱きついていた。

和「離せよ!!」

雅「…ゴメン…ね?」

俺はニノの肩に顔を埋めながら、言った。

和「…あー!もういいよ。

俺の方こそ…ゴメンなさい…」

ニノもそのまま俺の背中に手を回して

俺の胸に顔を埋めた。

和「…あれ、俺があげたぬいぐるみだよね?」

雅「…そう。」

和「ゴメンね?覚えてなくて…後から
潤くんに聞いたんだ。本当にごめんなさい。」


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