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嵐しょーせつ。

第111章 嫌いなあいつ


翔「…なぁ、和。」

和「なに。」

翔「素直に謝ろうぜ。」

和「…うん。」

2人は俺の方に顔を向けて、

土下座して、

和「ごっごめん!!

もうしないから、許してください。」

翔「ごめんなさい。本当にごめん。」

頭を下げて謝ってきた。

俺はその場にしゃがみこんで、

目線を合わし…

雅「そんなじゃ、許さないよ?

許して欲しいなら…俺らと友達になろ?」

2人は目をまん丸にして

和「え?」

雅「友達になってくれないなら、許さない」

俺は立ち上がって、

屋上の出口に向かい歩き出した。

和「ちょっちょっと待って。」

雅「んー?」

和「…俺と…友達になってくれませんか?」

二宮くんは弱々しいところあるんだな。

ビックリ!笑

雅「ふふっ笑これからもよろしくな和!」

俺は和に手を差し伸べて、

和「…うん!ありがとう。」

智「ったく。おいらの出番〜…」

出番がなくて、ただ、隣にいたやつみたいで
智は拗ねていた。

潤「まぁまぁいいじゃん。ね?翔?」

翔「へ?あっうん。」

智「んー…」

そんな話してる時…

和「雅紀?」

頭がぐるぐるする。しかも熱っぽい。

それから記憶にない。気づいたら…

和「…雅紀。起きた?」

雅「…おれ。」

智「風邪ひいたんだな。」

潤「もう、心配かけやがって。」

倒れたんだ。俺。

翔「俺たちのせいだよね。水かけちゃって。」

雅「…ふふっ笑もういいの。過去は振り返らないの!

今、この時を楽しく過ごそうよ!ね?和、翔?」

和「うん!ありがとう。雅紀!」

雅「よし!今日は帰って俺の看病してよ。4人で」

俺は帰りの支度して保健室から出た。

もちろん5人で。

嫌いなあいつは今大好きなあいつになった。

和、翔。これからもよろしくな。

end

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