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嵐しょーせつ。

第114章 俺だけを見て…


和「あーにーきー!!!!!」

雅「…んぁ!」

皆さんおはようございます。

只今の時刻朝の7時半。


俺はこの家の次男で毎朝兄貴を起こす係。


まぁ、起こしたらお母さんにお小遣い貰えるから
この仕事を引き受けている。

雅「もうちょっと起こし方があるでしょ!」

なかなか起きないから今日は布団を剥いで、

兄貴の上に乗り、思いっきり揺らしてやった笑

だって、そうしないと起きないんだもん。

殴ったり蹴ったりはしないよ。兄貴怪我しちゃう

「あら、雅紀くん。おはよう。和くんもありがとう」

お母さんが朝ごはん用意してくれて、
2人で食べ始めた。


和「兄貴!早くしろよ!」

雅「うわぁー!待って!和ー!」

朝ごはんを食べ終え、急いで学校へ。

兄貴は今年受験生の高3。
俺は、今年入学したばかりの高1。

俺は何でも兄貴と一緒だったから、

高校も兄貴と一緒の学校へ入るため、
猛勉強した。兄貴こう見えても俺より頭がいい
羨ましいです。

和「兄貴!またね!」

雅「おう!勉強頑張れよ!」

校舎も違うから門過ぎたらバイバイ。

教室へ行くと…

潤「おはよ!和!」

和「潤おはよう!」

幼馴染の潤が出迎えてくれた。

和「あー、疲れた。」

潤「何?また、雅にぃのこと起こしたの?」

和「うん。」

潤は兄貴のこと、よく知っている。幼馴染だもん。

兄貴のこと、雅にぃって呼んでる。

午前の授業終わると…俺らはいつものように…

ガチャっ…

和「…兄貴!翔にぃ!智にぃ!」

翔「よっ!」

智「どうもその呼び方慣れないや。」

雅「ふふっ笑お前なんてもっといいよ。

俺なんか中学から兄貴だぜ??」

何だよ。兄貴。

確かに潤と同じように呼んでた。

だけど…恥ずかしくなって。

雅「…ず…か…!かず!和!!!」

和「わぁ!」

雅「どうしたの?ボーッとして。」

和「いや何でもないよ。」

俺は兄貴の前に座り、弁当を食べ始めた。

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