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嵐しょーせつ。

第114章 俺だけを見て…


俺と兄貴はもちろんお弁当も一緒で…

雅「はい、和の好きなハンバーグ。」

弁当にハンバーグ入ってたらいつも俺にくれる。

だから…

和「俺の唐揚げあげる。」

お母さんもよくわかってくれてるのか、

弁当にはそれぞれ好きなものが入っている。

雅「マジ!?ありがとう!!」

兄貴は唐揚げが大好物。

いくらでも食べれるんだって笑すごい。

翔「相変わらず仲いいな。」

潤「本当笑」

俺たちのことよく知ってる2人は

兄貴だけ気づかれないあることまで知っている。

智にぃも…

ご飯食べ終わる頃…

よく兄貴は女の子から呼び出しがくる。

「雅紀先輩!」

雅「んー?」

今日の告白の人は、

「あれ?和也くん。」

和「ふーん。兄貴のことが好きだったんだ。」

よく喋っていた女子。しかも好きな人は

言ってくれなかったし…

和「俺らのこと気にしないで、兄貴行ってやれよ。」

雅「おっおう。」

兄貴と女子は屋上から出た。

今日も弁当持って帰ってやろう。

片付けしていると…

翔「いいのかよ。和。」

和「何が?」

智「あのままだと取られるぞ。」

和「…いいんだよ。そのことは。」

潤「それは実の兄だから?そんなの関係ないじゃん」

実の兄。

そうだけど…言えないもんある。

翔「まあ、それは自分で決めることだから」

潤「よーし。和。午後の授業行くか。」

俺らは屋上から出て、翔にぃたちとわかれた。

階段降りるところで

兄貴とその女子を見かけた。

女子は泣いていて、兄貴はただただ見つめてるだけ

何やってんだよ…

兄貴は、その子に謝って、階段の方へ向いた。

雅「あれ?和!」

和「おう。弁当、俺が持って帰ってやるから。」

雅「おっ!サンキュー。」

兄貴はそう言うと頭をナデナデしてきた。

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