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嵐しょーせつ。

第115章 時間を取り戻せ!


あれから潤は、翔にぃと智にぃにも
分けてもらって食べた。

雅「和也。」

和「ん?」

何でも俺が出来ないことは和也にやってもらった。

お互いに支えながら生きてきた。

雅「ふぅー、ありがとう。」

和「いーえ笑」

汗かいたから着替えをした。

ちょっと和也に手伝ってもらいながら。

翔「今日の午後には退院できる。」

雅「うん、ありがとう。」

智「…雅紀。」

雅「ん?」

智「ゴメンな。あの時の俺どうかしてた。

父ちゃんたちの代わりに死ねばいいとか

言って本当にごめんなさい。」

智にぃは頭を下げて謝ってきた。

翔「本当にゴメンな。雅紀…泣」

気づけば翔にぃも智にぃも潤も泣いてた。

雅「…もういいよ。大丈夫。

父ちゃんたちのこと。俺のせいで…」

和「お前のせいじゃない、」

翔「父ちゃんたちの代わりなんていない。

だけど…雅紀は俺の大切な弟。

また前みたいに仲良くしたい。」

潤「俺も。雅にぃと和にぃと仲良くしたい」

俺はいつものように笑った。

そして…

雅「これからも宜しくね?」

にぃたちと潤と握手した。

それから退院し、自分の家に帰ってきた。


雅「潤!唐揚げ食べたい!」

潤「え?うん、わかった!

作るから待ってて??雅にぃ。」

俺のリクエストに応えてくれて、
唐揚げにしてくれた。

雅「毎回潤が作ってくれたんだろ?ご飯。」

潤「うん。」

雅「ありがとう。これからも頼むな!」

潤「おう!」

和「雅紀、俺の分もあげる。」

雅「マジ?」

和也から少しわけてくれた。笑

だけど、こうして5人で食べるの何年ぶり?

パパたちが居なくなってからはないなぁ〜

翔「雅紀。早く食べろ。

あとで勉強教えてやっから。」

雅「え!いいの?!」

翔「おう。お前、大学行きたいだろ?」

雅「うん。だけど…」

智「雅紀。和也。お前ら好きな大学受けろ。

おいらがなんとかするから。」

和「いいの?」

経済的に無理だと思ってた大学。
にぃたちがいいって言ってるし、頑張るしかないな

ありがとう。

これからも宜しく…

end

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