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嵐しょーせつ。

第115章 時間を取り戻せ!


トントンっ…

雅「…ん…」

和「起きた?病院着いたから。歩ける?」

今はとてもじゃないけど、自分で歩けない。

翔にぃたちに、言うとまた何か言われる。

雅「和也…手貸して。」

すると…

フワッとまた体が宙に浮いた。

翔「しっかり掴まってろ。」

雅「うっうん。」

翔にぃが俺を抱いて、診察室へ向かった。

そして、今日は1日だけ入院することになった。

和「大丈夫。俺がずっといるから。」

雅「うん。ありがとう…」

俺はそれからしばらくすると…眠りについていた

次に目を覚ますと…

和「おはよ。」

雅「うん…おはよう…」

和也、ずっと寝てなかったのかな?

俺と似てるんだから、寝不足で
次お前が倒れちゃうよ。

コンコンっ…
ガラっ…

翔「起きたのか。おはよう。」

雅「…お…おは…おはよう。」

智「ほら、お前の好きなもの買ってきたぞ。」

俺の大好きだったパンと紅茶。

翔「和也も。」

俺たちは双子だからっていうのもあるのかな?

好きなものも全部似ている。

和「わぁ〜い!ありがとう!

雅紀!なんでも半分個な!」

和也は自分のパンを半分にちぎって

俺もビニールを開けて、パンを取り出し。
ちぎって和也に渡した。

潤「相変わらず仲良いこと。」

雅「…潤。はい!」

これ、確か潤も好きだったはず。

潤「…え…」

雅「いらないの?」

潤「いる!!」

和「俺のもあげる。」

潤「いいの!?」

和「おう!潤はにぃの好きなやつは
好きだもんなぁ〜。」

雅「んふふっ笑」

なんか久々だよ。

急に俺のことを避けたと思えば、

いつもの俺たちに戻ってるし…

和「潤!そんなに焦らなくても。」

潤「美味しいんだもん」

なんか…

俺、ちょっと怖い。
今は体調悪いから優しくやってるだけで、
また避けるんじゃないかな…って。

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