テキストサイズ

嵐しょーせつ。

第116章 猫みたいなやつ。


雅「うぅ泣ごめん、、、」

雅紀は泣き出してしまった。

もともと、よく泣く子で

雅紀らしいって言えば雅紀らしい。

翔「よしよし。」

翔はそんな雅紀を見て、いつものように

頭を撫でて抱きしめた。

子供の時いつも翔がやっていたから。

雅「うぅ泣しょー…翔泣」

雅紀は翔の胸に顔を当てて

思いっきり泣いた。

俺も、雅紀の頭を撫でて、

和「話してくれてありがとう。

だけど…もうこんなことするのやめて?

俺らからのお願い。俺らの元に帰ってきて?」

雅「…うん泣」

俺らはそのまま雅紀と一緒に帰ってきた。

そして、次の朝。

トントンっ

和「はーい。」

雅「俺、雅紀。」

和「んー?何?」

返事を聞いたかのように
俺の部屋に入ってきた雅紀。

雅「昨日はありがとうね。

今日から俺、みんなと同じように

過ごすから。今日終結する。」

そして、雅紀は小さい声で

「だから、お前らにもついてきてほしい」と

俺は笑って、みんなに連絡した。

雅「ゴメン!もう、この団は今日で

終わりにする。」

雅紀のその一言に仲間であろう奴らは

えー!?っとビックリしていた。

そして、

「え!?雅紀!!どういうこと?」

雅「ゴメン。りかこ。

俺と別れてほしい。全部終わらせたい」

「え?終わらせたいって。」

雅「お前のことそこまで好きじゃなかった。

ただの暇つぶし。俺のおもちゃだったの。」

「ひっひどい!雅紀なんて大っ嫌い!」

雅紀は無事に不良軍団の名前を捨てた。

そして、これからは。

雅「よし!明日から学校頑張るぞー!」

翔「よっ!その調子!」

和「それこそがお前の本当の姿。な?」

雅「うん!!」

智「お腹すいたー。」

潤「よし、じゃああそこ行っちゃう?」

雅「行きたい行きたい!!」

俺らのゆかりの場所。

秘密基地でご飯を食べた。


こうして、いつもの雅紀が戻ってきてくれて

5人で笑って食って、騒いで笑

楽しく過ごしていこうな!!

雅紀、おかえりなさい!!

end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ