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嵐しょーせつ。

第117章 憧れ


俺には憧れの人がいる。


その人は…

和「わぁ!やっぱ、スゲー。」

高校生ながらもバスケで色んな大会出て、

チームを優勝させた彼。


和「同い年なのに…」

そう、彼は俺と同い年。

なんでこうも違うのかな。


「和くん?もう学校の時間よ。」

和「んー。」

俺はお父さんの仕事で、アメリカにいる。

小学校あがる頃に引っ越してきて、

もう10年になる。


もちろん周りは外国人。

日本人なんてごく僅か。


和「また夕方に見よ。」

彼のプレーは本当に素晴らしくて、
ビデオを録って何回も繰り返し見る。


はぁー、日本に帰って

彼と同じ学校へ通いたい。


俺の憧れの人。

その名は相葉雅紀。

相葉雅紀に会ってみたい。


だから、俺はある決断をした。


和「お父さん。お母さん。」

「なんだ?」

和「俺、日本に帰ってもいいかな?」

「え?何言ってるの和くん。」

お母さんもお父さんもビックリしていた。

和「俺、日本で会いたい人がいるんだ。

高校も出来れば日本の高校へ通いたい。」

「そっか…和の考えに乗ろう。

この春から日本の高校へ通いなさい。」

和「ありがとう!お父さん!!」

両親と離れるのは少し寂しいけど、

やっと、あの人に会える。


その嬉しさが増していった。

「和くん。何かあったら必ず連絡してね?」

和「うん!わかった!じゃあ行ってきます!」

俺は日本へと帰って行った。


……………………………………


わぁー、、、10年ぶりの日本。

なんか懐かしい。


俺は彼と同じ高校に行くことになった。

そこは全寮制で、男子校。

両親も安心のようで了承してくれた。


まずは学校行かなきゃ。

和「失礼しまーす。」

?「あっ、もしかして。君が二宮和也くん??」

和「あっはい!!」

?「そうかそうか。俺は、岡田准一。

お前のクラスを担当します。よろしくな!」

和「はい!よろしくお願いします!」

岡「よし、教室行くぞ。」

俺は、今日からお世話になるクラスへ向かった

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