嵐しょーせつ。
第117章 憧れ
2年後、、、
「和くん!お父さんにこれ買ってきて?」
和「はーい。」
「悪いね。和也。」
和「いいよ!じゃ買ってくる!」
俺は高校を無事卒業し、
この秋からアメリカの大学へと進学した。
噂では、そこの大学に日本人が推薦されて
その大学へ通うことになったらしい。
雅紀だったら嬉しいけど、、、
違うよね。きっと。
俺は靴を履いて、外へと飛び出した。
家の門を通り過ぎようとしたその時、、
見覚えのある人。
背が高くて、スタイルよくて、
白Tにジーパン。
髪の毛は茶髪でゆるってかかってるパーマ。
和「、、、、雅紀?」
雅「ふふっ笑和也ー♡」
和「わぁ!」
俺はそのまま芝生の上に尻餅ついてしまった。
雅「会いたかったよぉ〜」
和「俺もだよ。来てくれたんだ。」
雅「うん!だって、こっちの大学から
推薦が来て、バスケのチームに入らないかって」
、、、、え?もしかして?
和「アラシアン大学??」
雅「そう!!」
和「マジ!!!
俺もその大学に行ってるの!」
雅「嘘!マジで?」
和「あの噂本当だったんだ。」
雅「噂?」
和「んんーなんでもないよ。
ってか雅紀どうするのこれから。」
雅「こっちで1人暮らし始めるの。」
和「そっか。とりあえず今日は泊まって?」
雅「いいのかな?お父さん倒れてるんでしょ?」
和「いいよ。大丈夫。」
俺は雅紀を連れて、買い出し行き、
そのまま家に帰った。
「どなた?」
和「日本で出来た友達。いや、恋人かな?」
「まぁまぁあがってあがって。」
雅「恋人って笑」
和「え?嫌だった?」
雅「んん!むしろ嬉しい!!」
俺は自分の部屋に案内して、
雅「わぁ!広!」
和「ふふっ笑寛いでて。」
すると雅紀は俺のこと抱きしめて、
雅「ねぇ。お願いがあるの。」
和「何?」
雅「俺と、一緒に暮らさない?」
、、、え?
雅「和也についてきてほしい。
そばにいてほしい。ダメかな?」
そんなの、、、
和「いいに決まってるでしょ!!」
俺は雅紀の方に体を向けて抱きしめた。
そひて、親に話して了解を得て、
雅紀と一緒に暮らすことになった。
これからもよろしくね?
離さないでずーっとそばにいてね?
end