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嵐しょーせつ。

第125章 幸せを掴む


和「はぁ〜〜ビール最後の一本じゃん。」

毎日疲れて、ご飯も自炊せず毎日弁当。

弁当食べて、ビール飲むっていう俺の日常。


友達がいなかった俺は、1人で飲むのが好きで、
もちろんセンパイに誘われたら行くけど、基本1人


でも、この家は駅から歩いて15分。
コンビニもその辺しかないから、15分歩かなきゃいけない。

和「面倒だなぁ〜〜」

でも、ビールは飲みたい。

外は雪が降っていて、寒いから暖かくしてコンビニに向かった。


和「うぃー、、、寒い。」

ビールを何十本も買って家に帰ってきた。


家に帰ると、駐輪場で誰かが寝ていた。


ホームレスかな??


普段の俺なら無視するけど、、、

顔がはっきり見えていて、、、、、

寒がっていた。

和「、、、あのー?」

そいつに話しかけると、、、
ゆっくり目が開いて、、、、。

和「わぁ!!」

そいつは俺に飛びついてきた。

雅「、、、、寒い、、、、」

俺の体温で温めているようで。。。

和「あのー?」

どうしたらいいのかわからない。。

雅「、、、あっ、すみませんでした。

俺、家から追い出されちゃって行く当てもなくて」

和「、、、、」

雅「、、、、俺のこと拾ってくれませんか?」

和「はぁー?」

雅「、、、、拾ってください。お願いします。」

未だ俺に抱きつきながらいってきた。

そして相当外にいたのか、、、体は冷え切っていた

和「、、とっとりあえず部屋入りましょか。」

俺はそいつの手を引っ張ると笑ってついてきた。

和「どっどうぞ。」

部屋に上がらせて、、、、

そいつは机に置いてあった俺の食べかけの弁当を見つめていて、、、

和「、、、俺の食べかけでよかったら食べますか?」

雅「え?いいの!?」

和「ふふっ笑どうぞ。捨てるのもったいないし。食べてくれたら助かります。」

雅「わぁ!やったー!俺もうお腹ペコペコで死ぬかと思ってたんだ〜〜」

こいつ初対面の人なのに、、、スゲーな。

俺だったら無理だなぁ〜〜。

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