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嵐しょーせつ。

第125章 幸せを掴む


それから毎日潤のお店に行った。

無償でご飯も食べさせてくれてる。


でも、それじゃ悪いからお店のお手伝いもして、

潤「無理するなよ?」

和「、、うん。ありがとう。」

幼馴染の潤がいるから、安心できる。

こうして毎日会ってるから。

雅紀がいなくなっても潤がいる。

でも、、、潤は幼馴染として好きだ。

大切な人がいなくなっても思い続ければ、きっとまた会える。

和「、、、ハンバーグ食べたい。」

潤「、、、え、、、」

潤はビックリしていた。
だって、自分から言ったことなかったもん。

和「なに?」

潤「いや、お前からそんなこと言ってきたから。待ってて作ってやる。」

潤は仕込んでいたハンバーグを焼いてくれた。

和「、、、いただきます。」

俺は泣かないように頬張って食べたけど、、、
やっぱり無理で、、、

潤「大丈夫大丈夫。な?」

潤は隣に来て優しく撫でてくれた。


俺は、もう仕事にも支障が出るから

和「、、、やめます。今までお世話になりました。」

翔「また、いつでも戻ってこいよ。」

智「元気になったら仕事復帰してね。」

センパイからの言葉を胸に退職した。


潤「ここで働け。」

潤は俺をお手伝いさんじゃなく、スタッフとして雇ってくれたからお言葉に甘えて働くことにした。

潤もいるしね。

和「いらっしゃいませ。」

翔「あれ?二宮じゃないか。」

和「あっ、翔センパイ。」

前に勤めていたところから近いからなぁ〜

翔「ここ前から気になってたんだけどさ、中々時間がなくて、、、ここお前の幼馴染がやってた店だったんだ。」

和「あっはい。そうなんです。」

翔センパイは俺のこと心配してくれたみたいで
迷惑かけてしまった。

和「また来てください。俺、ここで働いてますから。」

翔「おう!大野さんにも言っておくね?」

翔センパイはお金を払ってお店を出て行った。



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